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民泊ガイド

民泊の経費率はどれくらい?平均相場と利益が出るラインを解説

インバウンド需要を取り込む民泊ビジネスの始め方から成功のコツまで徹底解説

2026年2月13日

民泊ビジネスに興味はあるけれど、「実際どれくらい経費がかかるの?」「利益は出るの?」と疑問に感じていませんか。

この記事では、民泊運営にかかる経費率の平均相場や、利益を出すためのライン、経費を抑えるための工夫などをわかりやすく解説します。

民泊はしっかりとコスト管理を行えば、安定した副収入にもなります。経費率を知ることは成功への第一歩。ぜひ参考にしてください。

民泊の経費率の平均相場はどれくらい?

まずは、民泊を運営するにあたって、どの程度の経費がかかるのか、その平均的な相場を見ていきましょう。

民泊全体の経費率の平均は30〜50%が目安

民泊の経費率は、収入に対してどれだけの費用がかかるかを示す数字です。一般的に、民泊における経費率の平均は30%〜50%程度とされています。

たとえば、月に100万円の売上がある場合、30万円〜50万円ほどが経費に消える計算です。残りの50万円〜70万円が粗利益になります。

この経費率には、清掃代、光熱費、家賃(またはローン)、仲介手数料、消耗品の補充、インターネット代などが含まれます。

経費率が低ければ低いほど、利益率が高くなるため、コスト管理が非常に重要です。

都市部と地方で経費率に差がある

民泊の立地によっても経費率は変わります。都市部と地方では、物件価格、清掃費、人件費などが大きく異なるためです。

都市部では家賃や物件取得費が高い反面、稼働率や宿泊単価が高いため、収益性は高い傾向があります。結果的に、経費率も40%〜50%程度になることが多いです。

一方で、地方の物件は家賃が安く経費も抑えやすいですが、稼働率が下がるリスクがあります。そのため、場合によっては経費率が50%を超えることもあります。

地域ごとの特性を把握して、収支計画を立てることが重要です。

民泊の経費率が高くなる主な理由

経費率が高くなると、どれだけ売上があっても利益が出にくくなります。ここでは、民泊の経費が膨らみやすい代表的な原因を紹介します。

清掃費が高くなるから

民泊において、最も大きな経費のひとつが清掃費です。宿泊者がチェックアウトするたびに清掃が必要となり、1回あたり数千円〜1万円程度の費用が発生します。

特に、外注している場合は、人件費や管理費も加算されるため、1カ月で数十回の清掃があれば、かなりの負担になります。

稼働率が上がるほど清掃回数も増え、比例してコストも上がります。

清掃の質が宿泊者の満足度に直結するため、手を抜けないポイントでもあります。

仲介手数料(Airbnbなど)がかかるから

民泊の集客には、AirbnbやBooking.comなどのOTA(オンライン旅行代理店)を利用することが一般的です。

これらのプラットフォームでは、1件の予約ごとに10〜20%程度の手数料がかかります。

たとえば、1泊1万円の宿泊料金に対して2,000円が手数料として差し引かれると、実際の売上は8,000円になります。

この仲介手数料は避けられない固定経費のひとつです。

物件の家賃やローン返済が重いから

運営する物件が賃貸である場合、家賃は毎月必ずかかる固定費です。また、自己所有であってもローン返済がある場合は、同様に経費として計上されます。

都市部では家賃が高額になることが多く、毎月の経費の大部分を占めてしまうこともあります。

家賃の目安は、収入の30%以内に抑えるのが理想ですが、人気エリアでは難しいケースもあります。

家賃やローンの支払いが高すぎると、黒字化が難しくなるので注意が必要です。

稼働率が低いと固定費が回収できないから

民泊の利益構造は稼働率に大きく依存しています。稼働率が低いと、家賃や光熱費、清掃費といった固定費をカバーしきれず、赤字になるリスクがあります。

たとえば、月に10日の稼働しかない場合、残りの20日は無収入でありながら、費用はかかり続けます。

民泊は「どれだけ稼働できるか」で勝負が決まるビジネスです。

予約が取れない状態が続くと、あっという間に赤字に転落してしまいます。

家具や家電、消耗品の補充費が多いから

民泊では、宿泊者が快適に過ごせるように家具・家電・アメニティを整えておく必要があります。これらの備品は使い続けることで劣化し、定期的に買い替えや補充が必要です。

特に消耗品(シャンプー、トイレットペーパー、タオルなど)は宿泊者ごとに補充するため、費用がかさみやすい部分です。

安価なものを選んでも、月に数十組の宿泊があると年間で数十万円単位の出費になります。

備品の管理を怠るとコストが膨らむだけでなく、レビュー評価にも悪影響を及ぼします。


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民泊の経費率を下げて利益を出すためのコツ

経費率が高いと利益が残りにくいため、いかにしてコストを下げるかが鍵になります。ここでは、民泊の経費率を抑えるためにできる工夫を紹介します。

自主管理で代行費を削減する

民泊運営をすべて代行会社に任せていると、手数料や管理費がかさみます。自主管理に切り替えることで、これらのコストを削減できます。

たとえば、予約管理、ゲスト対応、備品の補充などを自分で行えば、毎月数万円の費用を節約できます。

自主管理は手間がかかりますが、利益率を上げるには有効な手段です。

まずは一部業務から自分で対応してみるのもおすすめです。

清掃を外注せず自分で行う

清掃を自分で行えば、1回あたり数千円のコストを削減できます。月に10回以上の清掃がある場合、その差は大きくなります。

もちろん時間や労力はかかりますが、立地やスケジュールの都合が合えば非常に効果的です。

自分の手で掃除をすることで、物件の状態を常に把握できるメリットもあります。

清掃品質を維持しつつコストを抑えるなら、自分で対応するのが一番です。

稼働率を上げるためにOTA対策をする

民泊の集客には、OTA上での検索順位やレビュー評価が大きく関わってきます。

魅力的な写真、適正価格、丁寧な説明文、即時予約対応など、OTA対策を徹底することで、稼働率アップにつながります。

稼働率が上がれば固定費をより多くの宿泊で分散でき、結果的に経費率が下がります。

また、レビューを積み重ねることで、リピーターの獲得にもつながります。

長期滞在プランで宿泊単価を安定させる

1泊ごとの短期宿泊ではなく、1週間以上の中・長期滞在プランを用意することで、収入が安定しやすくなります。

長期滞在者は清掃回数が減るため、経費も抑えられます。

特にオフシーズンには、長期滞在プランが経費対策として有効です。

割引価格を提示しても、結果的に利益率は上がることが多いです。

光熱費や消耗品の仕入れを見直す

電気・水道・ガスのプランを見直したり、LED照明や節水シャワーを導入したりすることで、光熱費を削減できます。

また、消耗品のまとめ買いや業務用の購入ルートを使うことで、1個あたりの単価を下げることが可能です。

日々の細かな節約が、年間では大きな差となって現れます。

できることから一つずつ見直していきましょう。

一括借上げや複数物件の運用でスケールメリットを出す

複数の民泊物件を運営することで、清掃や備品のコストをまとめて発注でき、単価を抑えることが可能になります。

また、一括借上げ(マスターリース)を行えば、安定した家賃での運営もできます。

スケールメリットを活かせば、1物件あたりの経費率を下げ、全体の利益率を高められます。

ただし、運営体制を整えておくことが前提となります。

民泊の経費率と利益の関係|黒字ラインの目安

どの程度の経費率であれば利益が出るのか、黒字ラインの目安を確認しておきましょう。

経費率50%以下が黒字の目安

一般的に、民泊で黒字を出すためには経費率を50%以下に抑える必要があります。

つまり、売上の半分以下に経費が収まっていれば、利益が残る計算です。

それ以上の経費率になると、手元に残る金額が少なく、赤字になるリスクが高まります。

まずは自分の運営状況の経費率を計算して、50%以下を目指しましょう。

稼働率70%以上で安定した利益が出やすい

稼働率とは、1カ月のうち何日部屋が予約されているかを示す指標です。30日中21日が埋まっていれば、稼働率は70%です。

民泊では稼働率70%以上をキープすることで、安定した利益を得られると言われています。

稼働率が下がると、固定費の回収が難しくなり、黒字化が遠のきます。

リスティングの見直しや価格戦略を工夫して、稼働率アップを目指しましょう。

平均宿泊単価が1泊8,000円以上あると利益を出しやすい

宿泊単価が低すぎると、売上全体が少なくなり、固定費をカバーしきれなくなります。

目安として、1泊あたり8,000円以上の単価を確保できれば、経費を差し引いても利益を出しやすくなります。

立地や設備、ターゲット層によって最適な価格設定を行いましょう。

価格だけでなく、付加価値(朝食付き、広い部屋など)をつけることで、単価アップを狙えます。

代行業者を使うなら利益確保に工夫が必要

代行業者を使うと、運営は楽になりますが、その分コストが上がります。

それでも黒字を出したい場合は、稼働率アップや単価アップといった工夫が必要です。

代行業者のサービス内容と料金をよく比較し、費用対効果の高い業者を選びましょう。

一部だけ外注し、他は自分で行うといったハイブリッド運用も選択肢です。

まとめ|民泊の経費率を把握して利益を出そう

民泊ビジネスで成功するには、まず経費率をしっかりと把握し、利益が出る運営方法を確立することが大切です。

平均的な経費率は30〜50%。清掃費や手数料、家賃などの固定費を見直しながら、稼働率と宿泊単価を高める工夫をしていきましょう。

無理なく続けられる運営体制を整えれば、民泊は収益性の高いビジネスになります。

この記事を参考に、あなたも安定した民泊運営を目指してください。

株式会社PQDでは民泊運営代行を行っており、民宿・ホテル、規模を問わず様々な形態の物件に対応しています。

マーケティングデータの活用やハイセンスな家具や電化製品の採用によりお客様に心から満足いただける部屋作りを徹底しており、特に清掃スタッフは大手のホテルなどで経験を積んだスタッフを中心に構成し、こだわりを持って行っています。

最大の特徴は現場で起きる様々なイレギュラー事例に対して臨機応変に対応し、マニュアルにとらわれない顧客重視のサービスを行っている点です。

料金形態も内容に合わせて柔軟に対応していますので検討中の方は是非一度お問い合わせください。


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