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東京の民泊おすすめエリア9選!物件選びのポイントは?

民泊を始めるにはまず物件を探すところから始めますが、どのエリアで探すのがベストか迷ってる方も多いのではないでしょうか。

本記事で民泊運営の人気エリアや穴場エリア9選をご紹介します。

物件選びのポイント

まずは物件選びのポイントについて解説します。

1.交通の便がよい

宿泊客にとって利便性が高い立地にあることは非常に重要なポイントです。

近くに人気スポットがなかったとしても、最寄り駅から15分以内の物件や、空港からのアクセスがよい場所を選ぶことで宿泊客を増やすことができます。

都内であればなおさら、たくさんの路線が乗り入れている主要駅付近の物件を選ぶことで、どんな行先でもアクセスしやすく、利用者に喜ばれるでしょう。

2.観光スポットから近い

民泊を利用する人の多くは観光客です。

そのため有名な観光スポットから近いエリアは人気が高く、家賃が高かったとしても利益率が上がる可能性が高いです。

特に今はインバウンド需要で外国人にとって魅力的な立地にある民泊物件であれば、旅行利用される可能性は高くなるでしょう。

観光スポットだけではなく、イベントが多く開催される会場近くは1年前から満室となる物件も多く狙い目です。

ただ、人気エリアほど空き物件を探すのが難しいため、常に情報をキャッチする必要があります。

3.エリアの民泊物件数

そのエリアにどのくらいの数の民泊物件があるのかも重要です。

観光スポットなどの人気エリアはシーズン中あまり集客に困ることがありませんが、閑散期は近くにライバルの民泊物件が多いため、競争率が高くなります。

ほかの物件よりも魅力的なポイントをアピールしたりと工夫が必要です。

逆に、近くにあまり民泊物件がないエリアはライバルがいないため狙い目となるかもしれません。その場合は家具・アメニティなどにこだわり魅力的な部屋作りを行ったり、駐車場を完備したりと、立地が悪くても来たいと思える工夫が必要です。

エリアを選ぶ前にどのようなコンセプトにするのか明確にし、それに合う物件を探すのがおすすめです。

東京23区の民泊人気エリア

観光庁の最新のデータ(2024年5月15日現在)によると、東京23区の民泊(住宅宿泊事業)の届出件数は14,893件でした。

全国の総届出件数が40,509件のため、約37%が東京23区に集中していることになります。

以下、区ごとの届出件数をまとめました。

参考:民泊制度ポータルサイト|都道府県別届出状況一覧

1位:新宿区

2位:豊島区

3位:墨田区

4位:渋谷区

という順位になっており、新宿区がダントツのトップです。

一体なぜこのエリアが人気なのか、理由を調べてみました。

1位:【新宿区】新宿周辺

新宿区が人気の理由はなんといっても「交通の便の良さ」だと言えます。

新宿駅は12の路線が乗り入れており、都内各所へのアクセスに非常に優れています。

また、新宿区は海外でもメディアで取り上げられる機会が多く、有名なことも人気の理由です。

ただ、近年自治体独自の制限も加わり、個人で経営するにはハードルが高くなりました。

賃料も高いため、利益の見込みをしっかり把握した上で物件を探すことが大切です。

2位:【豊島区】池袋周辺

豊島区といえば池袋。交通の便が良いのはもちろん、アニメやゲームなど日本のサブカルチャー文化や歴史的建造物もあることから外国人にとって定番の観光地になっています。

一方空き家率も23区で最も高く、家賃も高いため新宿区と同様、家賃とのバランスを見極めることが重要です。

3位:【墨田区】押上・両国周辺

墨田区が人気の理由は観光スポットに近いという点にあるでしょう。

東京スカイツリーをはじめ、江戸東京博物館、両国国技館など外国人旅行客を魅了する観光スポットが数多くあります。

また、都内全体で見ると条例が厳しくなく、比較的民泊の許可を取りやすい点も人気の理由です。

4位:【渋谷区】渋谷・代官山・恵比寿周辺

渋谷区も外国人から人気の高いエリアとなっています。

渋谷駅にあるスクランブル交差点は一つの名物となっており、雑貨やアパレル、飲食店の多い代官山、恵比寿あたりも非常に人気です。

家賃は高いですが、その分高い稼働率を維持しやすく、民泊に適した立地といえるでしょう。 ただし、民泊禁止の地域もあるため、その点には注意が必要です。

東京23区の民泊穴場エリア

1.【台東区】上野・浅草周辺

上野・浅草は台東区にあり、両エリア共に観光スポットが豊富です。

浅草には浅草寺や雷門、上野には博物館、動物園、アメ横などがあり、外国人観光客だけでなく、日本人からも人気のスポットです。

また、上野駅は東京でも主要な駅の一つとなっており、東日本各地の新幹線だけでなく都内の各線も接続しているため東京内外からのアクセスが抜群です。

また、隣接する浅草は成田空港・羽田空港への直通電車が接続しているため、空港からもアクセスしやすい立地です。

2.【千代田区・中央区】東京駅・日本橋周辺

東京駅・日本橋周辺は大企業がオフィスを構えるビジネスエリアのため、民泊のイメージがないかもしれません。

たしかに観光地とはいえませんが、新幹線の終着駅となっているため、地方へ観光する際にはとても便利。

首都東京の名前が入っている駅ということから外国人の認知度も高いです。

そんな東京駅がある千代田区ですが、実は民泊の届出件数は最下位。

ライバルが少ないことから差別化することができます。

また、日本橋駅には成田空港・羽田空港へアクセスできる浅草線が接続しており、東京駅にも成田エクスプレスが接続しているため空港からのアクセスも良いです。

3.【港区】新橋駅周辺

東京駅の左下辺りにある新橋は東京の港区にあります。

新橋も数々の企業がオフィスを構える商業エリアで、”サラリーマンの街”として有名です。

新橋にも成田空港・羽田空港へアクセスできる浅草線が接続しているので、空港からのアクセスも良いです。

ただ、新幹線は停車しないため、品川や東京駅から乗り換えが必要となります。

新橋自体は観光エリアではありませんが、周辺には東京タワー、六本木、築地場外市場などがあり、新橋駅に接続しているゆりかもめ線でお台場へも簡単にアクセスできます。

4.【品川区・大田区】品川・羽田空港周辺

品川区、大田区にある品川駅、羽田空港をおすすめする理由は、なんといってもアクセスの良さです。

品川自体はオフィスが並ぶビジネス街ですが、渋谷や新宿とも近く、上野東京ライン等を利用すれば東京や上野等、東京の中心~東側へも比較的簡単にアクセスできます。

品川駅には東京~名古屋・大阪間を結ぶ東海道新幹線、羽田空港を結ぶ京急線が接続しているため、関西方面への観光や羽田空港からのアクセスも抜群です。

距離は遠くなりますが、京急線は浅草線と直通しているので成田空港からも乗り換えなしでアクセスが可能です。

5.【目黒区】中目黒駅周辺

最後にご紹介するのは目黒区の中目黒駅周辺。

見どころがないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、目黒川の桜並木、東京都写真美術館など、実は観光スポットがたくさんあります。

また、中目黒駅は渋谷駅からたった1駅・3分で着くため、アクセスの良さをアピールすることもできます。

民泊件数は22位と競合も少なく、その割に家賃平均が渋谷や新宿と比べると高くないため、利益の観点からみても狙い目といえるでしょう。

まとめ

今回は東京の民泊人気エリアや穴場エリアをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

人気のエリアは新宿区や豊島区でしたが、人気=競合が多く家賃も高い傾向にあるため人気だけで選ばず、競合の分布・利益の見込みをしっかり把握することが大切です。

優先順位をつけながら自分に合ったエリアで物件を探していきましょう。

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