デジタル技術の活用について
1.経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性について
①デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響について
当社は2019年に創業し、宿泊施設運営代行サービスを主力事業として展開しています。
創業の翌年に新型コロナウイルス問題が発生し、宿泊業界は大きな打撃を受けました。
物理的な接触を前提としたビジネスモデルや事業プロセスは抜本的な変革を余儀なくされ、
その対応にはデジタル技術の活用が必須の社会になったと認識しています。
当社の事業においてもデジタル技術が果たす役割はますます拡大しており、
事業環境の変化とデジタル技術の動向を常に意識しながら、
柔軟な対応力を発揮する事業展開が求められていると考えています。
②経営ビジョンやビジネスモデル
当社は、「コストパフォーマンスの最大化×ゲストの満足度の追求」を経営ビジョンとしています。
・不動産オーナー様に対しては、フロントを無人化にすることでコストメリットをご提示する
・宿泊ゲストの方々には、利便性を損なうことなく、安心・快適に過ごしていただく運営サービスを提供する
トレードオフのように見える2つの命題を両立させる新しいビジネスモデルを追求しています。
その実現のために、宿泊施設の既成概念にとらわれることなく、AI・IoT・デジタル技術等を活用した
新しい仕組みの導入は不可欠であり、積極的に取り組んでいく方針です。
2.経営ビジョンやビジネスモデルの実現のための戦略
上記の経営ビジョンやビジネスモデル実現のため、次の事項を優先度の高い戦略として取り組みます。
①最新デジタル技術への設備投資
②DXを推進するための体制整備
③DX人材の育成
成果として、業務プロセス改善による生産性向上や高付加価値サービスの創出につなげる方針です。
3.戦略を推進するための実施体制
上記の戦略を効率的に推進するため、代表取締役である加納隼人の指揮のもと、デジタル技術に精通した外部パートナーと連携を図りながら、競争優位性の高いビジネスモデルを実現します。